本のなかの、あのお店。(2)

● 霧の向こうには、お店がいっぱい。

先日書き込んでくださったなかには、「霧のむこうの不思議な町」
(柏葉幸子著)に出てくる「トケの店」がありました。この店は、あ
る意味、不思議の町全体を養っているようなお菓子やさんです。かつ
て高校時代に読んだとき、私は「ナータの店」という本屋さんがひい
きでしたが、おいしくていくら食べても太らない、でも虫歯になるの
は他のお菓子と同じ!というトケの店のことを思い出しました。そう
いえば、あの町には不思議なお店ばかりが集まった通りがあったんだ
っけ、となつかしいです。

主人公のリナが下宿する「ピコット屋敷」のピコットばあさんの信
条は、『働かざる者、食うべからず』。そこでリナは、あちこちのお
店でアルバイトしましたが、トケのお店では働きませんでした。ナー
タは、本を売ってもお代をもらいません。本との出会いを大切にして
くれる人にだけ、ナータの本は手渡されます。この町の住人は、魔法
とかかわりがあって、お金がなくても暮らしていけるらしいのですが、
それでも皆、きちんと毎日働いているのが面白いですね。(マーズ)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:53 | 本*
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