カテゴリ:本*( 13 )

ミステリでクリスマス

テロは怖いし混むのも嫌だしお金もない、
年末年始どこにも出かけたくない皆様。
しんしんと冷え込む表とは別世界の
暖かいお部屋で部屋着を着て紅茶かウィスキー、
お馴染みキャラの活躍するミステリを手に
ぬくぬくと過ごしましょうか。

現代英国本格ミステリを担うシリーズ名探偵達は
どういう訳かデブで下品で横柄で
協調性皆無で人使いの荒いという
上司には絶対持ちたくない典型的オヤジ警官ばっかりです。
唯一女性作家(P・D・ジェイムズ)描く
ダルグリッシュ警視だけがドリーム入ってる?
英国男性ミステリ作家ってみんな
スリムで上品で優しいハンサムに
怨みでもあるのでしょうか。

しかしまあこのオヤジ達、皆
ユーモア精神にあふれていて
秘かに人情に厚く、自分なりに仕事熱心で
なによりみかけによらず頭が切れる。
そういえばアメリカの刑事と違って
彼らは銃を持ってないんですよね。
組織にも頼らない質だから
狡猾な犯人と渡り合うには
自分の頭脳一つが頼りです。

主人公の個性はもとより、いずれのシリーズも
不可思議な事件の謎や舞台となる街のそれぞれの趣きが
文学的にも観光的にも楽しめます。
では、英国が誇る四人の『オヤジ刑事』を御紹介しましょう。


[ 主人公名 / 役職 / 所属 / 舞台 / 相棒 / *作者名 / 出版社 ]

□ E・モース / 主任警部 / テムズ・バレイ警察 /
オックスフォード / ルイス部長刑事 /
*コリン・デクスター / ハヤカワ文庫

□ ピーター・ダイヤモンド / 警視 / エイヴォン・アンド・
サマセット警察 / バース / ジュリー・ハーグリーヴズ警部 /
*ピーター・ラヴゼイ / ハヤカワ文庫

□ アンドルー・ダルジール / 警視 / 中部ヨークシャー警察 /
ピーター・パスコー警部 /
*レジナルド・ヒル / ハヤカワ文庫

□ ジャック・フロスト / 警部 / デントン警察 / --- /
*R・D・ウィングフィールド / 創元推理文庫

(ナルシア/2001)
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by wintersavory | 2005-12-17 10:36 | 本*

『ピエタ -pieta-』

* 愛や恋だけではなくて・・・。

ぱっとしない気分の時、
“明るく甘いHappyEnd”を求めてマンガを買うことがあります。
あるいは、夜更かしの友である「ミステリ」に、
気に入ったものが見当たらない時。
いい大人がマンガを買うのも、
どうかと思う人もいるでしょうが。
私は恥ずかしいとは思わないのですが、
非常につまらない物を買ってしまった時、
とても哀しく、落ち込んでしまうことはあります。
時間とお金の無駄遣いだと。
なのに、いろいろな空白をお手軽に埋めようとして、
ついつい、衝動買いをしてしまうのです。

「ピエタ」は、買うまでに随分と迷いました。
「あたり」か「はずれ」かというシンプルなものさしで測れば、
多分、「あたり」だということはわかっていたのですが。
ただ、慢性的な精神疲労に効きそうな
“明るく甘いHappyEnd”ではなさそうで。

愛とか恋とかの話ではなく、
心に痛みを抱える少女たちの癒しの物語。
淡々と描かれる悲しみや苦しみ、再生への鼓動。
透明で脆い、少女の時間。

今ではもう、遠い彼方に見え隠れしている少女時代の、
切なさを思い出します。
誰とも分かち合えないと思った悲しみ。
とても小さく思えた自分の存在。
そんな少女も、たくましく成長して、
今は、マンガの中の少女たちに、
「気持ちはわかるけど、それでいいの?」と
少女たちの幸福に現実的な「?」を
投げかけたりしているのです。

そして、
マンガの中の彼女たちのその後を
ぜひ知りたいと思うのです。(シィアル)


『ピエタ -pieta-』
著者:榛野なな恵
出版社:集英社(ヤングユー・コミックス)
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by wintersavory | 2005-11-09 22:20 | 本*

本を探して

読書の秋、だからでしょうか。
突如、加速度的に買いそびれた本への想いが
つのりにつのり、
私にしては珍しい行動力で、
本を探して、西へ東へと、車を走らせました。
仕事を終えて、星空の下。
秋の夜の透明な美しさにも目もくれず。
土曜の昼下がり。
真っ青に晴れ渡った空はどこまでも高く。
・・・きれいなのだろうなあと、肌では感じながらも、
目はひたと、見えるはずもない遠くの古書店を
見据えたままで。

このエネルギーはどこから湧き上がってくるのだろうと、
自分ながら感心します。
目指す古書店が近づいてくると、
獲物を待つハンターのように、どきどきしてきます。
ここで、何か一冊でも探している本に巡り会えるだろうか。
このリストの少しでも、片づくといいのに。
たかだか本のことで、どきどき、はらはら。

最近、すっかり「おうち」派になっていたので、
こうやって、車で遠くまで出かけるのは久々でした。
家路を急ぐ車を縫うように、
あるいは、行楽の車の間を滑るように。
略地図を見ながら、ずっと向こうの街まで。
小さな旅には、それなりの収穫もありました。

郊外を走り抜ける喜び。
秋に染まっていく町並みの美しさ。
思いもかけず懐かしい街を通った驚き。
ドキドキ迷子の困惑と冒険気分。

もちろん、探していた本も、少しは見つかったし。

――静かな秋の夜。
本格的に、読書の秋です。
猫を膝に抱きながら、
やっと、再開した大切な本をこれから開きます。(シィアル)
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by wintersavory | 2005-11-08 19:44 | 本*

美術ミステリ

『偽りの名画』 著:アーロン・エルキンズ / 訳:秋津知子 / ミステリアス・プレス

7月にサザビーズで、ルーベンスの宗教画が世界史上3位の
落札価格を記録しました。
ルーベンス?それって「何パーセントのルーベンス?」(笑)
現実に起きた事件の迫力にはどうしても負けてしまいますが、
贋作美術品を巡るミステリは、他の犯罪ものにはない軽みと
華麗さがあって人気があります。
『偽りの名画』 は人気シリーズ「スケルトン探偵」の作者アーロン・
エルキンズによる、美術館キュレーターが主人公の美術ミステリ。


… コレクションの中の贋作を探せ …

え、このティツィアーノ?それともこっちのルーベンス?
いやいや絶対このフェルメール!でもその証拠は?
定評のある軽妙な語りはこちらも冴えていて、クラナッハの描く
ような美女を見た途端、巨匠に対する評価が跳ね上がる場面など
大笑い。
確かにねー、絵で見るとどこが良いのかわからない体型ですよね。
味のある脇役、丁寧な専門知識、もれなくついてるサスペンス、
フィレンツェやベルヒテスガーデンへの楽しい観光とさりげなくて
美味しい食事などなど、ディープじゃないけど感じの良いサービスも満点。


ところで、主人公が贋作調査のためにロンドンの図書館のファイルを
総ざらいする場面があるんですが、
これって『クローディアの秘密』で11歳のクローディアがやったの
と同じですね。(ナルシア)
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by wintersavory | 2005-11-06 23:04 | 本*

本のなかの、あのお店。(4)

● 何でも屋さんの誘惑。

何でも売っている何でも屋さん、しかも主は猫。そんなお店が
「ねこじゃら商店」(富安陽子著)です。白菊丸という猫が経営し
ているこの店は、神出鬼没。町のどこかの路地の奥、必要なものを
探しているお客さんの足が向いた方角に、開店しているのです。何
でもあるわりに、「在庫切れですので明日までには」などといって、
お客の無理難題に対応したりしています。さんざんな目にあうお客
も、ときにはいるのですが。探し物は、川に流した柳の枝だったり、
のっぺらぼうの顔だったりと、ねこじゃら商店は大忙し。

ファンタジックながらくた屋さんというと、「完全版風街物語」
(井辻朱美著)の「フィガロの店」、なかなか通好みです。本業は
標本屋のフィガロが、4週間でモササウルスの骨を探すあたり、ねこ
じゃら商店の白菊丸といい勝負かも。フィガロはタキシードを着込
んだ洒落者で、蝶ネクタイがときどきトンボになったりします。

本のなかにある店は、それにしても魅力的です。移転することも
閉店することもなく、一度知ってしまうと、一生もののお店もたく
さんあります。そんななかでも、何でも屋さんにあこがれるのは、
手品のようにあれこれを取り出してみせる主人へのあこがれでしょ
うか。そんながらくた屋さんの店の奥に座って、迷い多きお客人が
扉をあけるのを、日がな一日眺めているのは、なんとぜいたくな
ことでしょうか。(マーズ)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:54 | 本*

本のなかの、あのお店。(3)

● 避難所のようなお店。

最近とても惹かれるのは、「屋根裏部屋のエンジェルさん」(ダイ
アナ・ヘンドリー著)に出てきた、『家なき子と家なき大人の店』と
いうカフェです。ここは、エンジェルさん(職業は秘密。電気関係)
みたいな人と一緒でないと、見つからないお店のようです。家のない
(居場所のない)子どもだけでなく、よるべない大人にも開かれたお
店というのが、ふところの広さを感じさせて、お客さんを想像したり
しています。よく、物語のなかのお店を、実際の店名につけたりして
いるけれど、ここはなかなか、つけにくいでしょうね。

避難所といえば、これもBBSで推薦の、「レベル21」(さとうまきこ
著)の舞台、アンジュさんのマジカルショップ。このお店も、本当に
必要としている人しか入ってゆくことができないのですが、すてきな
小物がたくさんあって、しかも謎の美人、アンジュさんがいるのです。
マジカルショップ「レベル21」を体験した人は、人生のカーヴを曲っ
て、新しい世界に入ってゆくような、そんなお店でした。(マーズ)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:53 | 本*

本のなかの、あのお店。(2)

● 霧の向こうには、お店がいっぱい。

先日書き込んでくださったなかには、「霧のむこうの不思議な町」
(柏葉幸子著)に出てくる「トケの店」がありました。この店は、あ
る意味、不思議の町全体を養っているようなお菓子やさんです。かつ
て高校時代に読んだとき、私は「ナータの店」という本屋さんがひい
きでしたが、おいしくていくら食べても太らない、でも虫歯になるの
は他のお菓子と同じ!というトケの店のことを思い出しました。そう
いえば、あの町には不思議なお店ばかりが集まった通りがあったんだ
っけ、となつかしいです。

主人公のリナが下宿する「ピコット屋敷」のピコットばあさんの信
条は、『働かざる者、食うべからず』。そこでリナは、あちこちのお
店でアルバイトしましたが、トケのお店では働きませんでした。ナー
タは、本を売ってもお代をもらいません。本との出会いを大切にして
くれる人にだけ、ナータの本は手渡されます。この町の住人は、魔法
とかかわりがあって、お金がなくても暮らしていけるらしいのですが、
それでも皆、きちんと毎日働いているのが面白いですね。(マーズ)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:53 | 本*

本のなかの、あのお店。(1)

● 本のなかにある、思い出のお店。

児童書やミステリのなかには、作者の遊びごころがつまった、架空
のお店があれこれ登場しますよね。それはレストランだったり、アン
ティークショップだったり、ちょっと怖いお店だったり、面白いマス
ターがいるお店だったり。主人公にとって、そのお店は避難所だった
り、物語の鍵を秘めていたりするけれど、本を読みながらできあがっ
たイメージは、私たちのなかに、時には実在のお店よりも鮮やかな記
憶を結ぶようです。

世界的に有名といえば、エンデの「はてしない物語」冒頭で、いじ
められっ子のバスチアン少年がかけこみ、魔法のかかった本「はてし
ない物語」を手にするお店を思い出します。あれは古色蒼然とした古
本屋さんでした。ヨーロッパの古い通りには、ああいう雰囲気のお店
がいまもひっそりとたたずんでいて、リアリティがあるのでしょう。

サイトのBBSでこの話題が出たとき、「小公女セーラ」がパンを買
ったお店の人に会いたいという書き込みもありました。これは、セー
ラが拾った銀貨で、偶然見かけた貧しい少女のためにパンを買って
あげるエピソードだったようです。拾ったお金を使うことに抵抗の
ある、しかし明らかにお腹を空かせているセーラを見て、パン屋の
おかみさんや司祭様は、自分のために使いなさいとすすめます。

ところ変わって、「初ものがたり」(宮部みゆき著)の謎の稲荷寿
司屋さんの屋台、というのもあがっていました。こちらは、お江戸の
橋のたもとのオープンカフェで、店の親爺さんは、茂七親分と一緒に、
事件の謎を解くのだそうです。(マーズ)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:52 | 本*

「めもあある美術館」を知っていますか?

私が初めて「めもあある美術館」に迷い込んだのは、
小学6年生の時。
子供心に、惹かれる何かが、確かにあったけれど、
その頃はまだ、「めもあある美術館」を遠くから眺めていたに
すぎない。本当に「めもあある美術館」に、しかも私自身の
「めもあある美術館」に、足を踏み入れたのは、ずっとずっと、
後のことだった。
いつの間にか、ずっと、ずっと、ずっと長いこと、忘れたままで、
ある日突然に、「めもあある美術館」のことを思い出し、
再訪を心から願うようになった。

「めもあある美術館」というのは、
小学校の国語の教科書に掲載されていた大井三重子さんの創作童話。
あの当時は知るよしもなかったのだが、
推理小説作家の故・仁木悦子さんの若い時の筆名
(当時の本名:大井三重/通称が三重子)だった。
なんと言っても、小学生にとっては、この「めもあある」という
不思議な響きを持つ外国の言葉が強く、印象的で、
「フランス語でメモワール、思い出という意味ですよ。」と
説明されても、やっぱりその摩訶不思議な匂いは消えることはなかった。

お母さんにしかられて、気がくさくさしていた「ぼく」は、いつの
まにか見知らぬ古道具屋に行き当たる。そこで、男が、「ぼく」の
亡くなった“おばあちゃんの絵”を買い取っている。男に連れられ
てたどり着いたのは、「めもあある美術館」だった。
そこには、「ぼく」の数々の思い出が、絵になって飾られている。

物語をおおまかに要約するとこういう感じ。
子どもの頃は、「めもあある」の意味を、
その意味するところを、結局は、理解してはいなかった。
お母さんにしかられてくさくさしている「ぼく」に共感もしたし、
「ぼく」の不思議な体験をおもしろくも思った。
でも、思い出が、十分な重みを持って、そのひとつひとつを
せつなく、大切に思うようになるのは、もっともっと後のことだっ
た。幼くて、大切な人や物を失うという、喪失感を知らない。
確かに失ってしまったけれど、決して無くしてしまったわけではな
い。
そんなことを思うようになるのは、大切なものを失ってからだった。
失って、絶望的な悲しみの末に、やっと。
やっと、そんなことがわかるようになる。
真に大切なものは、いつまでも、「めもあある」として、
自分の中で生き続けていくのだということが。
それが、私の「めもあある美術館」なのだと。
私にそれを教えてくれたのは、祖母の死だった。

もう一度、「めもあある美術館」を読み返したいと思った時には、
もう、小学校の頃の国語の教科書もとっくに処分していた。
お話だって、もう、ぼんやりとしてきている。
けれど、私にとって、とても大事な物語だったので、
何とか読み返したいと、強く願った。

それから、また時間はずいぶん流れて、
去年の秋、あるサイトの方のご厚意で、
再び、この物語を読み返すことができた。
ネットで検索してみると、大勢の方がこの物語を懐かしみ、
特別の思いを持っているようだ。
きっと読む人誰にとっても、特別の物語になるだろう。
年を経るにつれ、私たちの「めもあある美術館」には、
喜びや悲しみ、あの時々のあらゆる思いの描かれた絵が、
一枚一枚と、増え続けている。

現在、復刊ドットコム(http://www.fukkan.com)
No.656「水曜日のクルト」
(http://www.fukkan.com/vote.php3?no=656)で、
この「めもあある美術館」が収録された童話集「水曜日のクルト」
の復刊交渉が始まっているようです。
本として、「めもあある美術館」をこの手に取れることを楽しみにしています。
(シィアル)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:04 | 本*

「オリーブ」の書評の底力。(4)

●消えていった90年代前半の読書特集と本たち。

実際、あの当時(90年代前半)は「Olive」だけでなく、「an・an」の
たった1Pの書評も、とてもユニークなセレクトだった。雑誌そのもの
の特集には興味なくても、毎号、淀川さんの映画評と、書評のページ
はチェックしていた。他にも、マリクレールでも定期的に中身の濃い、
読書特集が組まれていたように思う。

児童書では、「MOE」のブックレビューをよく参考にしていた。
書評のページだけコピーして、ファイルまで作っている。

優秀なブックガイドを失った私には、「Olive」やら、読書特集をした
雑誌、「MOE」のコピーはかけがえのない宝なのだが、ただひとつ、
困ったことがある。
本が手に入らないのだ。
あの頃、本が、さまざまな名作が、消耗品になるとは思わなかった。
いつか買おう。そう思っていた本が、いつでも手にはいると思ってい
た本が、どんどんと品切れ・絶版となっているという現実。

今さら、思い出したように、かつてのガイドのお薦めに耳を傾けても、
読みたい本を手に入れるのがとても難しいのだ。

それでも、時に思い出したように、古雑誌を開きながら、書棚に並ぶ
本と見比べる。ところどころに並んだ、自分の守備範囲だけではとう
てい巡り会えなかった本。すっかり色あせてきているが、ページを開
いた時の新鮮な喜びは今も変わらない。
(シィアル)
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by wintersavory | 2005-11-05 20:01 | 本*