晩秋の海月

お天気がいいのでドライブの途中
山並に隠された小さな九十九折りを巡って
小さな漁港に降りました。

絶壁を白い野地菊と黄色いつわ蕗の花が覆って
告別式の祭壇のようです。
小さな白い漁船を係留した漁港は
街から遠くないのに山が隔てているので
とても水が綺麗です。
というよりこれまで港は数々見ましたが、
水がこれほど澄み切って
底まで見えている漁港なんて初めてです。
透き通った緑の水の中にいろんな形の
透き通った白い海月(クラゲ)がいます。

停泊している漁船の作る影で
碧緑のネオンのような光を明滅させている
やや大きい海月がいます。
昼間の水面で泳いでいるクラゲの発光を見たのも初めて。
もっと光ってみせてくれればいいのに
発光海月は明るい陽の射す水のほうに漂い出て
淡いネオン光は見えなくなってしまいました。

水色の空にクラゲのようにたよりなく白い
海月ではなく本物の月が浮かんでいます。(ナルシア/2001)
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by wintersavory | 2005-11-23 12:15 |
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